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コルクの床材の特徴や種類

コルクの床材に興味のある人もいるでしょう。
ワインの栓としても有名なコルク。弾力のあるふかふかとした踏み心地が気持ちよく、さまざまな部屋に採用する人も少なくありません。
ここでは、そんなコルクの床材の特徴や種類、おすすめの使用場所を紹介。
コルクの床材に関心があったり、新築の家にぴったりの床材を探していたりする人は、ぜひ参考にしてください。

コルクを使った床材の特徴

コルクの床材は、コルクガシと呼ばれる木の樹皮が原料です。
スペインやポルトガル、アルジェリア、モロッコなどで栽培されています。

コルクの床材は柔らかく、弾性があるのが特徴。
すべりにくく安全なため、高齢者やペット、小さなお子さんがいる家などにおすすめ。
また肌触りも気持ちよく、思わず素足で歩きたくなってしまうほどです。

またコルクは耐水性も抜群で、なかには磁器タイル並みの防水性を誇る商品もあります。
耐火性にも優れており、炭化・膨張するため、飛び火や延焼を心配する必要もありません。

また木ではなく、樹皮を使用していることから、樹木を伐採しなくてよく、エコの観点からも優れていると注目を浴びています。
使用済みのコルクタイルはリサイクル可能なため、これからの時代、さらに多くの人の興味・関心を引くかもしれません。

コルクの床材の種類

コルクの床材には以下のような種類があります。

1.無塗装コルク

表面に何も塗装していないコルク。
自然本来の優しい手触りを感じたい方におすすめです。

2.オイル塗装のコルク

天然のオイル仕上げのコルクで、さらっとした手触りが特徴です。

3.強化ウレタン仕上げのコルク

ウレタン樹脂を表面に塗布したコルクの床材。
表面が艶やかに光り、お手入れも簡単なので、美しいコルクの床材を求める人におすすめです。

コルクの床材はどこに使うのがおすすめか

コルクの床材の使用におすすめの場所をお伝えします。

1.キッチン

コルクは耐水性に優れており、汚れたときもサッと拭き取ればキレイになるので、キッチンにおすすめ。
またコルクの床材はすべりにくく柔らかいため、長時間立ち仕事をしていても足が疲れにくいです。

2.子供部屋

コルクは傷がつきづらく、遮音性も高いため子供部屋にもぴったり。
すべりづらく、転びにくいというのも、お子さんを育てる家庭にとってはうれしいポイントですよね。

実際、保育園や児童館などでもコルクの床材を採用している施設は多く、元気な子供たちが走り回っても安心な環境をつくり出しています。

3.バスルーム

コルクの床材は耐水性があるため、バスルームにもおすすめ。
すべりにくいため、お風呂上りに転んでしまう心配もありません。
保温性に優れているため、素足でも冷たさを感じずに済みます。

浴室用のコルクタイルも存在します。

コルクの床材で快適かつエコフレンドリーに

コルクの床材についてお伝えしました。
コルクは保温性や防水性、すべりにくさなどさまざまなメリットを備えているだけでなく、エコの観点からも注目を浴びています。
自然環境にいい床材を使用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ぜひ私たちの生活だけでなく、環境にもメリットのあるコルクの床材の採用を考えてみてください。