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ナラの床材の特徴、メリット・デメリット

ナラの床材に興味を持っている人も多いと思います。
ナラの床材は無垢材のなかでも最もポピュラーなものの一つで、多くの人が検討するのではないでしょうか。
ここでは、ナラの床材の特徴・メリット・デメリットについて紹介。
ナラの床材のことをより深く知って、自分にとって最適な床材を選択しましょう。

ナラの床材の特徴

ナラは日本古来の床材。
重厚感のある見た目に惹かれる人も多いのではないでしょうか。
国産のナラは「ジャパニーズオーク」とも呼ばれ、非常に価値のあるものとなっています。
日本以外にも、中国やロシアなどで生産されています。

上記のとおり、ナラは“オーク”とも呼ばれ、ナラ材またはオーク材といわれています。
オーク材とナラ材に違いはほとんどなく、オーク材というジャンルの中にナラ材があるという表現が一番正しいようです。

ナラの床材の特徴として、虎斑(とらふ)が挙げられます。
虎斑とは、心材に近い部分に現れる模様で、まるで虎の毛並みのようであるため、このように呼ばれています。

ナラの床材のメリット

ナラの床材のメリットをお伝えします。

1.耐久性が高い

ナラの床材は重厚感があり、耐久性が高いのが特徴。
物を落としたり、キャスターなどでこすったりなどしても、傷がつきにくいというメリットがあります。

2.耐水性に優れている

ナラの床材は耐水性にも秀でており、飲み物や食べ物を落としてしまったときも染みがつきづらいです。
そのため、台所の床材として利用されることもあります。

3.安価に導入できる

ナラは広葉樹のなかでも比較的安価で手に入れやすい木材。
ただし、木目によって値段は変わってくるので、なかには高値のものもあります。

4.伸縮が少ない

ナラは調湿作用があるものの、それによる伸縮の幅は小さいです。
そのため、ほかの無垢材に比べ、割れや反りなどの変形は比較的少ないといえます。

ナラの床材のデメリット

ナラの床材のデメリットを紹介します。

1.割れや反りが生じる

ナラの床材に限らず、木質系の床材は割れや反りが発生します。
ただし補修も可能なので、割れなどができたときは、ハウスメーカーなどに連絡して修理してもらいましょう。

2.メンテナンスや手入れがいる

これもまた無垢材全般に当てはまりますが、定期的なメンテナンスが必要となります。
基本的には乾拭きだけでOK。
ただし、1~3カ月に1回は水拭き、半年~1年の間に1回は大掃除をするようにしましょう。

目地のすき間などに入ってしまった汚れはつまようじなどでかき出し、傷がついてしまったら補修します。
大掃除のときはワックスがけも忘れないようにしましょう。

ナラの床材の魅力を知って、自分に合った床材を選ぼう

ナラの床材についてお伝えしました。
ナラの床材はコストの安さや耐久性・耐水性などから古来日本で使われている無垢材の一つです。
虎斑模様や、重厚感のある見た目に心惹かれる人も多いと思います。
ぜひナラの床材のメリット・デメリットを知ったうえで、最適な選択をしてください。

 

“<その他のの床材について>
本記事ではナラの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

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他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。”