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賃貸のフロアタイルの特徴や選び方・貼り方、フローリングとの違い

文塩ビ素材の床材であるフロアタイル。

フローリングやクッションフロアに比べてなじみがないかもしれませんが、近年、リノベーション物件などでよく使われる傾向にあります。

そんなフロアタイルを賃貸住宅にて使うときの特徴やフローリングとの違い、選び方・貼り方についてお伝えします。

賃貸のフロアタイルの特徴

フロアタイルが賃貸で使われる大きな理由が、メンテナンス性の高さ。

“タイル”という名の通り、1枚ずつピース状になっており、部分的な損傷や汚れも、該当箇所のタイルだけ取り替えれば、あっという間に元通りになります。

さらに天然素材であるフローリングと違って、ワックスがけも不要。

施工も簡単で、既存の床材の上に乗っけるだけのため、初心者でも容易にDIYできます。

フロアタイルとフローリングの違い

フローリングとフロアタイルは似通っており、一見、どう違うのか分からないかもしれません。

実際に、フロアタイルをフローリングと間違えて認識している人も多くいます。

ただし、フロアタイルはフローリングより厚さがなく、目地も薄いです

フロアタイルは3mmぐらいからありますが、フローリングは12mm以上。

そのため、フロアタイルはカッターで簡単にカットできるし、置くだけで床のイメージを変えられます

賃貸のフロアタイルの選び方

フロアタイルを選ぶ際のポイントをお伝えします。

1.カットのしやすさ

フロアタイルは基本的にカッターで簡単に切れますが、中には特に柔らかく施工しやすい商品もあります。

不器用な方などは、このような商品を選んだほうがいいでしょう。

2.重量

女性など腕力にあまり自信のない人は、重量にも注目してみましょう。

フロアタイルは何枚も敷き詰める必要があるため、なるべく軽いものを選んだほうが作業がしやすいと思われます。

3.環境に適応するか

リフォームしたい部分の床にフロアタイルが適しているかも、確認しましょう。

来客を迎えるリビングは温かみを感じられる素材やカラーを、水回りは耐久性に強い商品がおすすめ。

またペットと一緒に生活している場合は、アンモニア汚れに強いものを選んだほうがいいでしょう。

賃貸でのフロアタイルの貼り方

賃貸でもフロアタイルは貼ることができます。以下、主な貼り方です(使用する商品によって異なります。詳しくは添付の説明書をご確認ください)。

STEP1.貼るスペースを確保する

フロアタイルを貼りたいところにある家具などを移動させます。

スペースを確保できたら、汚れを取るなど掃除もしておきましょう。

STEP2.部屋の中心から貼り付けていく

実際に貼るときは、まず部屋の中心を割り出し、十字に印を付けていきます。

この中心に1枚貼り、それに倣うように十字に貼っていきます。

貼るときは、接着剤などは不要。裏面のシートをはがして、置くだけです。

貼り直しも簡単にできます(商品によって、異なります)。

STEP3.端の部分のフロアタイルをカットする

端まできたら、中途半端な部分をカッターでカットしていきます。

定規や物差しがない場合、フロアタイルを使って直線的にカットすることも可能です。

STEP4.敷き詰めて完成

すべてのスペースにフロアタイルを敷き詰めたら完成。

家具などを移動させていた人は、適切な場所に戻しときましょう。

マンションにおすすめの床材について

今回の記事では、賃貸のフロアタイルの特徴等について詳しく記載しました。
では、マンションにおすすめな床材はどんなものでしょうか。
マンション、キッチン、リビング、ベランダにおすすめの床材
コチラの記事にて詳しく記載しているので合わせて参考にしてみてください。