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マンションに使える防音性の高いタイルの種類や特徴について

騒音が気になるマンション暮らしの人もいるのではないでしょうか。

壁1枚隔てた向こうに別の人たちが住んでいるマンションにて防音は重要事項。

周りに迷惑をかけないためにも、防音性の高いタイルの床材を使用したいと考えている人も少なくないでしょう。

ここでは、マンションでも利用できる防音性に優れたタイルの床材について解説します。

マンションに使われる防音性の高いタイルはある?

マンションでよく使われるのがフロアタイル。

フロアタイルは塩化ビニル製のタイル状の床材を指します。

耐久性や耐水性に優れ、施工も簡単。しかし防音のためには、下地材を利用する必要があります。

防音効果を求めるのであれば、タイルカーペットが有用です

タイルカーペットは衝撃音を吸収可能。とくにLL値が高い製品がおすすめ。

LL値は日本産業規格(JIS)が定めた、防音等級のこと。

LL-3だとスリッパなど歩行中の音が聞こえてしまいますが、LL-6ともなると上の階の人が物を落とした音すらも聞こえなくなります

防音性の高いタイルの種類

防音性の高いタイルを紹介します。

1.タイルカーペット

上記のとおり、タイルカーペットは遮音性に優れています。

柔らかく弾力のある素材だからこそ、衝撃音を吸収してくれるのです。

とくにフェルト地のついたカーペットは高い吸音性を発揮します。

2.コルクタイル

コルクタイルも遮音性が高いです。

コルクタイルは、細かく粉砕したコルクを圧縮してつくられており、すき間にある空気が吸音機能を果たしてくれます。

防音性の高いタイルの特徴

防音性の高いタイルの特徴を紹介します。

1.厚みがある

同じカーペットであっても、薄いものより厚手の商品のほうが防音性が高い傾向にあります。

2.△LL値が高い

当然のことながら、△LL値が高い床材も防音効果に優れています。

3.クッション性がある

クッション性の高い床材も防音効果を期待しやすいです

しかしクッションフロアは防音性に優れていないので、気をつけましょう。

 

マンションの場所別のおススメな床材について

本記事ではマンションに使える床材で防音性が高いものをご説明させていただきました。
マンション、キッチン、リビング、ベランダにおすすめの床材
こちらの記事にて、マンションの場所別におすすめな床材について詳しく記載していますので、合わせてお読みください。

 

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マンション、キッチン、リビング、ベランダにおすすめの床材

マンションやキッチン、リビング、ベランダにて使用するのにぴったりな床材はいったい何なのか?
新居を建てたかったり、リフォームしようとしていたりする人必見です!
場所別におすすめの床材を紹介します。ぜひ参考にしてください。

マンションに使うべき床材

マンションで使われる床材を紹介します

1.フローリング

フローリングには、単層フローリング(無垢フローリング)と複合フローリングの2種類があります。
単層フローリングは、天然木の一枚板を使用したフローリング。
複合フローリングは、複数の板を貼り合わせてできたフローリングで、最近の主流の一つです。

2.クッションフロア

クッションフロアはビニール系のシートの一つ。
水に強く、汚れも落としやすいです。
カラーやデザインのバリエーションも豊富で、またクッション性がほどよく、足音を緩和したり、足腰の負担を軽減してくれたりします。

3.タイル

デザイン性の高さや掃除のしやすさなどからタイルの床材を選択する人も大勢います。
最近は、工夫を凝らしたデザインも多く、木目調や大理石風などさまざまな模様を楽しむことができます。

4.カーペット

ウールやナイロン、ポリプロピレンなどのカーペットタイプの部屋に住んでいる人もいるでしょう。
ふかふかと気持ちいいですが、飲みものなどをこぼしたときの掃除が大変です。

キッチンに使う床材

水はねや油汚れが気になるキッチンに使用するものは防水性や防汚性に優れているものがおすすめです。

1.フローリング

リビングやダイニングがフローリングの場合、一体感を出したいとキッチンもフローリングを選択する人が多いです
肌触りが良く、温かみを感じられるキッチンに。

しかしフローリングは見た目は良いものの、吸水性があるため水はねや汚れを放置しておくとシミになってしまうこともあるので注意しましょう。

2.クッションフロア

ビニール製で柔らかみのある床材。
耐水性があるため、水や汚れがしみこみづらく、サッと拭き取ればいいのでお手入れも簡単です。

3.フロアタイル

ビニール系の素材のため掃除しやすく、硬いため傷も付きづらいです。
デザイン性が高く、クッションフロアと同じ素材なのに、質感はフロアタイルのほうがまさっています。

リビングに使う床材

リビングは家の中でも広いため、床材によって部屋の印象がかなり変わってきます
インテリアも含めて、どのような床材にするか、トータルでコーディネートすることをおすすめします。

1.フローリング

素足で歩いたとき、木の温かみを感じたい人に人気のフローリング。
柔らかさもあるため、リビングで寝っ転がったり、裸足で過ごしたい人におすすめです。
一口にフローリングと言っても、さまざまな種類があるので、各家庭に合った床材を選択するといいでしょう。

2.カーペット

温かさがあり、日の照り返しが少ないです。
裸足でも冷たさを感じることはなく、冬や夜でも快適に過ごせます。
防音効果に優れているため、子どもがいたり、マンション住まいの方におすすめです。

ベランダに使う床材

ベランダのデッキづくりにおすすめの床材を紹介します。

1.天然木

木のぬくもりを感じたい人におすすめなのが天然木。
しかし時間がたつと、ささくれができやすく、怪我をするおそれがあるので、素足で歩くのはやめておきましょう

2.人工木

樹脂製など人工的に造られた木材もあります。
虫害やささくれなどに悩まされることなく、木の風味を楽しむことができます。

 

賃貸でおすすめなフロアタイルについて

今回の記事では、マンションや部屋ごとににおすすめな床材について詳しく記載しました。
では、賃貸にはどんな床材を使えばよいのでしょうか?
賃貸のフロアタイルの特徴や選び方・貼り方、フローリングとの違い
コチラの記事にて詳しく記載しているので合わせて参考にしてみてください。