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滑りにくい床材の種類・特徴

高齢者やお子さん、ペットなどと一緒に住んでいる場合、滑りにくい床材がいいと考えている人もいるでしょう。
滑りにくい床材にはどのようなものがあるのでしょうか? 滑りにくい床材の特徴とは?
ここでは、床材の“滑りづらさ”について解説。
転倒が不安、足腰が悪いなどの理由で“滑りづらさ”にこだわっている人は、ぜひご一読ください。

滑りにくい床材の特徴

滑りにくい床材は表面がざらざらしています。
フローリングや大理石など表面がツルツルしている床材は逆に滑りやすいです。

また滑りやすい床材の中には、滑らないよう特別な加工が施されているものもあります。
浴室内の床材などの場合、すぐ乾く素材のほうが、滑りにくくなります。

滑りにくい床材の種類

滑りにくい4つの床材を紹介します。

1.クッションフロア

クッションフロアは滑りにくい床材の一つ。
とくにペットが滑ってしまうことを悩んでいる方は、ペット専用のクッションフロアを敷くのがおすすめです。
住宅用クッションフロアでも滑りにくいですが、ペット対応用のクッションフロアはさらに滑り止め加工がされているため、足腰の悪いワンちゃんなどでも安心して過ごせます。

2.コルク

コルクも摩擦性に優れていて、滑りにくいです。
ポルトガル産など、高価なコルクの床材はとくに弾力性や摩擦性に秀でており、歩行しやすくなっています。

また100%コルク素材の床材のほうがより滑りにくいです。
有害物質も含まれていないので、安心安全に使用できます。

ただしコルクの床材を施工できる業者は少ないので、コルクマットを使用することなども考えておきましょう。

3.フロアタイル

フロアタイルも凹凸が表面にあり、ざらざらしているため比較的滑りにくいです。
とくに防滑タイプのフロアタイルは滑りづらくておすすめです。

4.タイルカーペット

タイルカーペットは起毛による凹凸があり、グリップ性に優れています。
そのため滑りにくく、足腰の悪い人やペットにおすすめです。

フローリングの場合、必要なところにだけタイルカーペットを敷くという使用の仕方もOK。
またタイルカーペットはクッション性も優れているため、万が一転倒したときも衝撃を吸収してくれます。

床材に使える滑り止め

すでにある床材を滑りにくくするにはどうすればいいのでしょうか?

まず滑り止めの役割を果たす塗料などが販売されています。
フローリングの場合はワックスがけを行うことで、滑りやすさを改善できます。

また滑りやすい床材の上にマットを敷く場合、床とマットの間に挟むだけで滑り止め効果を発揮する商品もあります。
キッチンや洗面所など水回りの場合は、防水シートを敷くことで、水濡れによる滑りや転倒を防げます。

滑りにくい床材で安心な生活を送ろう

滑りづらい床材についてお伝えしました。
毎日歩く床が滑りやすいと、知らず知らずのうちに足腰に負担を与えてしまいます。
転倒して大ケガしてしまう恐れも。
そうならないためにも、床材選びは慎重に。
家族の状態に合った床材を選んで、安心安全の生活を送りましょう。

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桜の床材の特徴

桜の床材は、まるで桜の花びらのような淡いピンクめいた色調が特徴。
明るくスッキリとした空間を演出したい方に人気の床材です。
そんな桜を使った床材の特徴や価格について解説。
床材選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

桜を使った床材の特徴

桜を使った床材には以下6つの特徴があります。

1.見た目が美しい

桜を使った床材の淡い色合いやきめ細かい木目など美しい見た目に、心惹かれる人もたくさんいると思います。
上品な雰囲気から、玄関の上がり框(かまち)などに使われることも多いです。

部屋を明るく見せることができ、スッキリとしつつも、柔らかくナチュラルな空間をつくりたい人におすすめします。

2.触り心地が良い

しっとりとしたなめらかですべすべとした心地の良い手触りに、心惹かれる人も少なくありません。
そのため、フローリングだけでなく、家具や食器などさまざまな商品に使用されています。

また調質効果があるため、夏でもべたつきがなく、素足でも快適に過ごせます。

3.堅くて耐久性が高い

桜は広葉樹であるため、基本的に堅い材質です。
そのため、桜を使った床材は耐久性が高く、耐摩耗性にも優れており、傷がつきづらいです。
学校や保育園などたくさんの人が使用するフロアの床にも採用されています。

4.加工しやすい

桜の床材は加工しやすく、塗装性も〇。
さまざまな家具などに利用されています。
そのため、桜材を使用した床・家具などで統一することも可能です。

5.反りができづらい

桜など広葉樹の床材は、比較的反りができづらいです。
とくに床暖房用の桜の床材は、床暖房を使っても変形があまり起きません。

無垢フローリングだからといって必ず反りができるわけではありませんが、調質作用によって床に不具合が出てしまったらいやですよね。
反りなどが気になるけど無垢材のフローリングにしたい方は、桜を使った床材も候補に入れることをおすすめします。

6.価格が比較的安い

桜を使った床材は比較的安価に購入できます。
そのため、できるだけ費用は抑えたいけど、上品でおしゃれな無垢材のフローリングを採用したいといった方におすすめです。

桜の床材の価格はどれくらい?

桜の床材は流通量が安定しており、無垢フローリングの中では比較的安価に手に入れることができます。
1㎡3,000~6,000円台が多いようです。

とくに同じ桜を使った床材であっても、カバザクラ(バーチ)の床材のほうがヤマザクラよりも安価です。
ただし、グレードや仕上げなどによっても価格は変わってきます。

比較的安価だけど高品質な無垢フローリングの床材を求めるのであれば、ぜひ桜の床材も検討してみてください。

桜の床材で明るい部屋をつくり出そう

桜の床材についてお伝えしました。
桜の床材は白っぽく木目が少ないのが特徴。
明るくスッキリとした空間に見せられるので、リビングや子ども部屋などにぴったりです。
ほかにも、耐久性が高かったり、価格も比較的安かったりなど色々なメリットがあります。
ぜひ床材選びに悩んでいる方は、桜の床材も候補に入れてみてください。

その他のの床材について

本記事では桜の床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材についての床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・栗の床材について

・オークの床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。”

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コルクの床材の特徴や種類

コルクの床材に興味のある人もいるでしょう。
ワインの栓としても有名なコルク。弾力のあるふかふかとした踏み心地が気持ちよく、さまざまな部屋に採用する人も少なくありません。
ここでは、そんなコルクの床材の特徴や種類、おすすめの使用場所を紹介。
コルクの床材に関心があったり、新築の家にぴったりの床材を探していたりする人は、ぜひ参考にしてください。

コルクを使った床材の特徴

コルクの床材は、コルクガシと呼ばれる木の樹皮が原料です。
スペインやポルトガル、アルジェリア、モロッコなどで栽培されています。

コルクの床材は柔らかく、弾性があるのが特徴。
すべりにくく安全なため、高齢者やペット、小さなお子さんがいる家などにおすすめ。
また肌触りも気持ちよく、思わず素足で歩きたくなってしまうほどです。

またコルクは耐水性も抜群で、なかには磁器タイル並みの防水性を誇る商品もあります。
耐火性にも優れており、炭化・膨張するため、飛び火や延焼を心配する必要もありません。

また木ではなく、樹皮を使用していることから、樹木を伐採しなくてよく、エコの観点からも優れていると注目を浴びています。
使用済みのコルクタイルはリサイクル可能なため、これからの時代、さらに多くの人の興味・関心を引くかもしれません。

コルクの床材の種類

コルクの床材には以下のような種類があります。

1.無塗装コルク

表面に何も塗装していないコルク。
自然本来の優しい手触りを感じたい方におすすめです。

2.オイル塗装のコルク

天然のオイル仕上げのコルクで、さらっとした手触りが特徴です。

3.強化ウレタン仕上げのコルク

ウレタン樹脂を表面に塗布したコルクの床材。
表面が艶やかに光り、お手入れも簡単なので、美しいコルクの床材を求める人におすすめです。

コルクの床材はどこに使うのがおすすめか

コルクの床材の使用におすすめの場所をお伝えします。

1.キッチン

コルクは耐水性に優れており、汚れたときもサッと拭き取ればキレイになるので、キッチンにおすすめ。
またコルクの床材はすべりにくく柔らかいため、長時間立ち仕事をしていても足が疲れにくいです。

2.子供部屋

コルクは傷がつきづらく、遮音性も高いため子供部屋にもぴったり。
すべりづらく、転びにくいというのも、お子さんを育てる家庭にとってはうれしいポイントですよね。

実際、保育園や児童館などでもコルクの床材を採用している施設は多く、元気な子供たちが走り回っても安心な環境をつくり出しています。

3.バスルーム

コルクの床材は耐水性があるため、バスルームにもおすすめ。
すべりにくいため、お風呂上りに転んでしまう心配もありません。
保温性に優れているため、素足でも冷たさを感じずに済みます。

浴室用のコルクタイルも存在します。

コルクの床材で快適かつエコフレンドリーに

コルクの床材についてお伝えしました。
コルクは保温性や防水性、すべりにくさなどさまざまなメリットを備えているだけでなく、エコの観点からも注目を浴びています。
自然環境にいい床材を使用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
ぜひ私たちの生活だけでなく、環境にもメリットのあるコルクの床材の採用を考えてみてください。

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栗の床材のメリットとデメリットを紹介

栗の床材に興味のある方も多いと思います。
日本古来の栗の木は少なくなっていますが、その硬質さや優れた耐久性など魅力にあふれています。
ここでは、栗を使った床材の特徴、メリット・デメリットを紹介。
無垢材ならではの温かみを感じたいと思っている方は、栗の床材もぜひ検討してみてください。

栗を使った床材の特徴

栗(チェストナット)の床材は、耐久性や堅さが特徴。
日本でも古くから親しまれている木材の一つです。

その性質から、昔から神社仏閣の土台や鉄道の枕木などにも利用されてきました。
木目は重厚かつダイナミックで、タンニンという成分が含まれているため防虫効果もあります。

現在は流通量が減っていて、手に入れるのが難しくなっております。
ですので貴重な床材の一つとなっています。

栗の床材のメリット

栗材のメリットを紹介します。

1.耐久性が高い

栗材は堅く、強度が高いのが特徴。そのため、傷つきづらいです。
また水にも強く、腐食しづらいのも利点の一つ。
さらに防虫効果もあるので、長く使い続けられるフローリングとなるでしょう。

2.手入れが簡単

無垢材のフローリングであるため、お手入れも毎日の掃除機がけだけでOK。
比較的耐水性が高いですが、腐食のおそれがあるため、水拭きや薬品の付いた雑巾での拭き掃除などはやめておきましょう。

栗は堅いため、傷がつきづらいので、その分お手入れも楽になります。

3.はっきりとした木目

栗は独特のはっきりとした木目を持っており、荒々しく無垢材ならではの雄々しさを感じられます。
如輪杢(じょりんもく)と呼ばれる、魚のうろこに似た木目が出ることもまれにあります(フローリング材で見かけることはほとんどありませんが……)。

4.経年による変色

栗の床材は時間がたつにつれて、色がどんどん濃くなり、落ち着いた色に変化します。
この変色も無垢材フローリングならではの魅力。
和風・洋風どちらの部屋にも似合います。
高級感のある部屋にどんどん変わっていく様子をぜひ楽しんでください。

栗の床材のデメリット

栗の床材には以下のようなデメリットがあります。

1.膨張・伸縮する

無垢材である限り、湿気や乾燥による膨張・伸縮の影響は避けられません。
栗の床材は、膨張・伸縮率がほかの床材に比べて少ないですが、ゼロではありません。
膨張すると床材が割れたり、伸縮することですき間ができたりします。
近年は、よく乾かしてから使用するため、膨張・伸縮といったあばれも少なくなってきていますが、絶対に起きないわけではないことを覚えておきましょう。

2.乾燥させるのが難しい

栗材は乾燥させるのが難しいこともあり、あまり市場に出回っていないところがあります。
また堅いため、加工も容易ではありません。

栗の床材で温かみのある空間をつくろう

栗の床材についてお伝えしました。
栗は古代から日本で親しまれてきた床材で、建築物の土台などにも利用されてきました。
硬質で耐水性・防虫性にも優れているため、長く利用できるでしょう。
いつまでも木のぬくもりや優しさを感じられるフローリングにしたいのであれば、栗の床材もぜひ使用を検討してみてください。

 

その他のの床材について

本記事では栗の床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材についての床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・桜の床材について

・オークの床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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オーク(ホワイトオーク、ラスティックオーク)の床材の特徴

オークの床材の特徴とは?
無垢材のフローリングを探していると、自然とオークの床材も目にすることが多くなってくると思います。
オークの床材ってほかとどこが違うのだろう? ホワイトオークやラスティックオークなんて言葉も見かけるけど、普通のオークとは何が異なるの?
ここでは、オークの床材についてお伝えします。

オークの床材の特徴

オークの床材には以下6つの特徴があります。

1.耐久性・耐水性が高い

オークは高い耐久性・耐水性を兼ね備えており、ウイスキーやワインの樽、船舶の材料等にも用いられてきました。
傷がつきづらいため、フローリングにうってつけの素材。
小さな子どもいる家庭などはおもちゃで傷ついたり、水をこぼしても染みになりにくかったりするのでオークの床材はおすすめです。

また重歩行用も存在します。

2.加工しやすい

オークは堅いわりには加工しやすく、彫りなどが入った家具によく使われています。
また着色もしやすいため、オークの家具といってもいろいろな色味のものがあります

3.はっきりとした木目

一般的にオークは木目がはっきり出るといわれています。
重厚感のある木目は、柾目(丸太の中心部付近にできる木目)、板目(丸太の中心部を通らずに切ったときにできる木目)、虎斑(柾目を切り出すときに、たまにできる虎の模様のような木目)といった種類があり、それぞれによさがあります。

また中間色の床色も飽きがこず、さまざまなインテリアや家具に合わせやすい部分も評価されているポイントです。

4.変形しづらい

オークの床材は湿気や乾燥による膨張・縮小が少ないため、お手入れがしやすいです。
割れや反りが気になる人は、オークの無垢材を選択するのもいいと思います。

5.比較的安価

オークは広葉樹。
広葉樹は針葉樹に比べて比較的高い傾向がありますが、そのなかでもオークは安価なほうです。

6.防虫効果がある

オークにはタンニンと呼ばれる防虫効果のある成分が含まれています。
「無垢フローリングにはあこがれるけど、虫が心配……」という方はオークの床材を選んでみるのもいいでしょう。

ホワイトオークの特徴

アメリカやカナダ原産のホワイトオークは、色が白っぽく、ずっしりと堅いのが特徴。
チロースという木の導管を閉塞させる組織が発達していることから耐水性に優れており、かつてはウイスキーやワインの樽などにも利用されていました。

ラスティックオークの特徴

ラスティックオークとは、天然の樹木が持つ木目や節をより強調した自然らしさを感じられるオークのこと。
ラスティックグレードの床材はオークに限らずすべて、節やカスレなど本来の木らしさを隠さず、そのままを表現しています。

オークの床材で快適な空間をつくろう

オークの床材についてお伝えしました。
オークの床材は、広葉樹の中では比較的安価で、見た目も美しく、傷がつきにくいため、人気のある樹木の一つです。
とくに小さなお子さんのいる家庭で無垢材のフローリングを求めている方は、オークの床材も選択肢に入れたほうがいいかもしれませんよ。

 

その他のの床材について

本記事ではオークの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材についての床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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ウォールナットの床材の特徴

深みのある暗褐色の木目やダークブランに惹かれて、ウォールナットの床材に興味を持つ人も多いと思います。
クラシカルで重厚感のある雰囲気をつくれるウォールナットの床材。おしゃれなインテリアや家具にもぴったりです。
ここでは、そんなウォールナットの床材の特徴や魅力を紹介。
ウォールナットの床材を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

ウォールナットの床材の特徴

ウォールナットは、北米の広葉樹を代表する床材。ウォールナットとはクルミのことを指しています。

世界三大銘木にも数えられており、意匠性の高さや衝撃・摩耗などに強いことなどで、建築家やインテリアデザイナーなどにも高く評価されています。
色の濃いダークブラウンの床材の代表格といってもいいでしょう。
大人っぽい雰囲気を演出してくれるので、クラシカルな家具などに似合います。

ウォールナットは成長に時間がかかるうえ、量産が難しいため、人気の割には使用できる量が限られており、非常に高価です。
17~18世紀ごろには、イングランドの王室の家具などにも使用されていました。

ウォールナットの床材の魅力

ウォールナットの床材の4つの魅力を紹介します。

1.重厚感のある見た目

高級感のある部屋をつくりたい人におすすめなウォールナット。
ダークブラウンの床色や暗褐色の深みのある整った木目などにたくさんの人が心奪われています。
アンティーク家具のような重厚感に惹かれる人も多いでしょう。

2.耐久性が高い

ウォールナットは堅く耐久性にも優れています。
そのため、物を落としたり、引っかいたりしてしまっても、傷がつきづらいです。

また衝撃にも強くライフルの銃床(銃身を支えるところ)にも使用されているほど。

加工の際の狂いも少なく、加工性、接着性、塗装性といずれも秀でています。
その取り扱いやすさから、高級グランドピアノやハープなどの精密さが求められる楽器やアンティーク家具などにも用いられています。

3.変形しづらい

無垢材のウォールナットはほかの床材に比べて、湿気や乾燥による膨張・収縮といった変化が起こりづらいです。
変形による床の傷つきが少ないため、メンテナンスもさほど手がかかりません。

ただし、ウォールナットは変形はしづらくても、経年による変色は起こります。
最初は深い濃茶だった色が、徐々に明るく変わっていくのです。
変色を嫌がる人もいますが、無垢材ならではの持ち味と感じる人も多いです。
経年による変色がイヤな場合は、オイルがけなどのメンテナンスを行っていきましょう。

4.触り心地が気持ちいい

ウォールナットは密度が高く堅いため、ツルツルしていて触り心地がよいです。
べたつきがなく、梅雨や夏でも素足で床の上を歩きたくなります。

ウォールナットの床材で重厚感のある部屋に

ウォールナットの床材の特徴・魅力は分かりましたか?
ウォールナットは17世紀から親しまれてきた、長く愛されている床材。
国内外問わず多くの人が求め、値段も高騰しています。
「重厚感のある部屋にしたい」「おしゃれな雰囲気を醸し出したい」といった方々はぜひウォールナットの床材にも注目してみてください。

その他のの床材について

本記事ではウォールナットの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・メープルの床材について

・アッシュの床材について

・オークの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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アッシュ、ホワイトアッシュの床材の特徴

アッシュの床材に興味のある人もいると思います。
アッシュは日本名でタモと呼ばれ、その頑丈さなどからバットとしても利用されています。
そんなアッシュの床材の特徴や選び方とは? またアッシュのなかでもとりわけ人気なホワイトアッシュの特徴についても紹介。
床材選びに悩んでいる方は、ぜひアッシュの床材も候補に入れてみてください。

アッシュ床材の特徴

アッシュはモクセイ科の広葉樹。
日本ではタモと呼ばれ、その語源は「たわむ木」ともいわれています。

変化に富んだ木目が特徴で、はっきりとした力強い木目を好む人も少なくないでしょう。
木目が山のようになったノット(節)、表皮を取り込み新たな形を生み出すバークポケットといった特徴的な柄に多くの人が魅了されています。

オーク(ナラ)と似ているところもありますが、オークよりも木目がはっきりしており、オークと異なり導管と呼ばれる短い線がほとんどありません。

アッシュの床材は衝撃にも強く、バットとしても利用されているほど。
家の中でも階段の踏み板など強靭さが求められる部分に使われています。
ほかにも、集成材として柱などの建築材料、家具、楽器などに利用されています。

アッシュ床材の選び方

アッシュの床材には、ホワイトアッシュなどの種類があります。
同じアッシュの床材であっても色味など少しずつ違うので吟味してみてください。

白っぽい色合いの床材を選びたいのであれば、ホワイトアッシュがおすすめです。
同じホワイトアッシュのなかでも辺材部分と心材部分が混ぜ合わさった、赤白のホワイトアッシュも存在します。

またより黄色味がかったアッシュの床材を求めるのであれば、スワンプアッシュがおすすめ。
ホワイトアッシュよりも色が濃く、パンプキンアッシュと呼ばれることもあります。

ほかにも、オリーブアッシュ、ブラウンアッシュ、ブラックアッシュなどのアッシュ材もあり、原産地によっても色味が異なってきます。

人気のホワイトアッシュ床材の特徴

ホワイトアッシュには以下の特徴があります。

1.白っぽい色合い

ホワイトアッシュの辺材は白っぽく、心材部分は灰褐色または淡い黄褐色をしています。
白っぽい色合いに心惹かれる人も多いでしょう。

2.木目がはっきりしている

ホワイトアッシュの魅力の一つが、はっきりと明瞭な木目。
ホワイトアッシュは材の切り方で木目が変わるため、「個性がある」「自然の木らしい」と好む人が増えています。

3.頑丈で衝撃に強い

ホワイトアッシュは強度も高く、重硬。
野球バットやオール、ホッケースティックなどにも使われるほど強いです。

ほかにも、高級家具などにも用いられています。

アッシュの床材でナチュラル感のあふれる部屋にしよう

アッシュの床材についてお伝えしました。
一口にアッシュといえども、さまざまな種類が存在します。
色味の違いを感じながら、アッシュのなかでもとくにお気に入りの床材を選ぶことをおすすめします。

 

その他のの床材について

本記事ではアッシュの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材について

・ウォールナットの床材について

・オークの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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メープル(メイプル)の床材の特徴

メープル(メイプル)の床材に興味を持っている人も少なくないでしょう。
白くさわやかな色合いが魅力的なメープル。
その美しさと摩耗性の強さに心奪われる人もたくさんいます。
ここでは、そんなメープルの床材について解説。
なぜメープルの床材が人気を集めているのか? 理由や特徴、おすすめの使い道をお伝えします。

メープルの床材の特徴

日本では楓(カエデ)とも呼ばれている、メープルの床材。
国産や中国産のものもありますが、現在はカナダやアメリカ北東部産のものも多いです。

明るく清潔感のある白っぽさが特徴の一つ。
木目も美しく、さわやかな白色が、時間がたつにつれて経年変化で飴色へと変わっていくのも味があります。

鳥眼杢(バーズアイ)と呼ばれる、多数の小さな鳥の目のような模様も特徴的。
バーズアイが多く、均等に配されているものは貴重で、大変高い値がつきます。

また心地よい手触りも魅力的です。

摩耗性にも長けていて、体育館やダンスフロアなどにも利用されています。
強度の高さや美しさから、ヴァイオリン、ギター、ピアノなど楽器に用いられることもあります。

メープルの床材が人気の理由

以下、メープルの床材が人気の理由です。

1.色に清潔感がある

メープルは淡く白っぽい色が特徴。
鮮やかなビビッドカラーから淡いペールトーンの色味まで、幅広い建具・壁紙などに合わせやすいと人気を集めています。

2.強度が高い

細胞間にたくさんの穴があるため、強度が強く、傷がつきにくいです。
体育館など傷のつきやすいフロアの床材としても利用されています。

おすすめの使い道

メープルの床材は強度が高いこともあり、フローリングだけでなく、体育館やボーリングのレーンなどにも使用されています。
ほかにもボーリングのピンやバットの素材としても活用されています。

メープルの床材で気持ちの良い空間を作り出そう

メープルの床材についてお伝えしました。
メープルの床材は強度が高く、ちょっとやそっとの衝撃では傷がつきません。
そのため、いつまでも傷のつかない頑丈なフローリングを求めている方におすすめです。
ぜひメープルのフローリングで心地よい空間を演出していきましょう。

その他のの床材について
本記事ではメープルの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・パインの床材について

・モルタルの床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・オークの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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パイン(レッドパイン)の床材の特徴

 

リード文
パインの床材に興味のある人も多いと思います。
パインの床材は比較的安価で、無垢材のフローリングにあこがれる人にとって、導入しやすい木材の一つといえます。
そんなパイン、とくに有名なレッドパインの床材の特徴とは?
ここでは、パイン・レッドパインについてお伝えします。
パインの床材を検討している方は、ぜひご一読ください。

パインの床材の特徴

パイン材とは松の木からとれる木材のこと。
赤松、黒松、カラマツ、ホワイトパインなど色々な種類がありますが、とくに有名なのがレッドパインです。
フローリング材として、世界中で広く使用されています。

比較的安く手に入るため、無垢材のフローリングを希望する場合、導入しやすい床材です。

特徴の一つが節の多さ。種類によって、節の形状も変わってきます。
色は最初は明るく白っぽいですが、経年変化により徐々に茶色っぽくなっていきます。

また針葉樹に含まれる精油成分“フィトンチッド”の香りもリラックス効果があり、多くの人がパイン材を好む理由の一つです。

温かみのある質感は、カントリー調のダイニングテーブルなどにも用いられています。

レッドパインの床材とは

パイン材のなかでも、とくに有名なのがレッドパイン(欧州赤松)の床材。
パイン材のフローリングと書かれていたら、ほとんどレッドパインの床材だと思ってもらって問題ありません。

レッドパインはスカンジナビア半島(スウェーデンやノルウェー等を含む半島)を中心に、ヨーロッパ、東欧、ロシア等で植生されています。
パイン材のなかでも、北欧で育ったレッドパインは比較的丈夫で、高値で取引される傾向にあります。

レッドパインの床材の特徴

以下、レッドパインの床材の特徴です。

1.白みと赤みが混在するナチュラルな色合い

最初は白っぽいレッドパインの床材ですが、油分が多いため、経年変化により徐々に赤っぽくなっていき、5年ほどたつと艶やかな飴色になります。
変色を防ぎたい場合は、オイルなどを塗布しておきましょう。

2.足腰に優しい

パイン材は柔らかく、特有の弾性があるため、歩くときの衝撃を吸収してくれます。
そのため、足腰に優しいです。
ただし、その柔らかさゆえ、傷つきやすい部分もあるので注意が必要です。

また蓄熱作用があるため、冬でも床が冷たくならず素足で歩け、夏場も熱が伝わりにくいため涼しく過ごせます。

3.反りや割れが少ない

レッドパインに限らず、パイン材は弾力性や保湿力に優れているため、割れや反りが生じにくいです。

4.防虫・殺菌効果がある

パイン材には、微生物の活動を抑制する作用があります。
そのため、ダニやカビの繁殖を抑えたり、または消臭・殺菌にも効果をもたらしたりします。

パインの床材で無垢材の良さを実感しよう

パインの床材についてお伝えしました。
パインの床材は比較的安価に導入できるため、無垢材のフローリングのなかでも手を出しやすいです。
独特の節や経年による変化も魅力の一つ。
無垢材の良さを感じたいのであれば、ぜひパイン材のフローリングも検討してみてください。

その他のの床材について
本記事ではパインの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・オークの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。

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ナラの床材の特徴、メリット・デメリット

ナラの床材に興味を持っている人も多いと思います。
ナラの床材は無垢材のなかでも最もポピュラーなものの一つで、多くの人が検討するのではないでしょうか。
ここでは、ナラの床材の特徴・メリット・デメリットについて紹介。
ナラの床材のことをより深く知って、自分にとって最適な床材を選択しましょう。

ナラの床材の特徴

ナラは日本古来の床材。
重厚感のある見た目に惹かれる人も多いのではないでしょうか。
国産のナラは「ジャパニーズオーク」とも呼ばれ、非常に価値のあるものとなっています。
日本以外にも、中国やロシアなどで生産されています。

上記のとおり、ナラは“オーク”とも呼ばれ、ナラ材またはオーク材といわれています。
オーク材とナラ材に違いはほとんどなく、オーク材というジャンルの中にナラ材があるという表現が一番正しいようです。

ナラの床材の特徴として、虎斑(とらふ)が挙げられます。
虎斑とは、心材に近い部分に現れる模様で、まるで虎の毛並みのようであるため、このように呼ばれています。

ナラの床材のメリット

ナラの床材のメリットをお伝えします。

1.耐久性が高い

ナラの床材は重厚感があり、耐久性が高いのが特徴。
物を落としたり、キャスターなどでこすったりなどしても、傷がつきにくいというメリットがあります。

2.耐水性に優れている

ナラの床材は耐水性にも秀でており、飲み物や食べ物を落としてしまったときも染みがつきづらいです。
そのため、台所の床材として利用されることもあります。

3.安価に導入できる

ナラは広葉樹のなかでも比較的安価で手に入れやすい木材。
ただし、木目によって値段は変わってくるので、なかには高値のものもあります。

4.伸縮が少ない

ナラは調湿作用があるものの、それによる伸縮の幅は小さいです。
そのため、ほかの無垢材に比べ、割れや反りなどの変形は比較的少ないといえます。

ナラの床材のデメリット

ナラの床材のデメリットを紹介します。

1.割れや反りが生じる

ナラの床材に限らず、木質系の床材は割れや反りが発生します。
ただし補修も可能なので、割れなどができたときは、ハウスメーカーなどに連絡して修理してもらいましょう。

2.メンテナンスや手入れがいる

これもまた無垢材全般に当てはまりますが、定期的なメンテナンスが必要となります。
基本的には乾拭きだけでOK。
ただし、1~3カ月に1回は水拭き、半年~1年の間に1回は大掃除をするようにしましょう。

目地のすき間などに入ってしまった汚れはつまようじなどでかき出し、傷がついてしまったら補修します。
大掃除のときはワックスがけも忘れないようにしましょう。

ナラの床材の魅力を知って、自分に合った床材を選ぼう

ナラの床材についてお伝えしました。
ナラの床材はコストの安さや耐久性・耐水性などから古来日本で使われている無垢材の一つです。
虎斑模様や、重厚感のある見た目に心惹かれる人も多いと思います。
ぜひナラの床材のメリット・デメリットを知ったうえで、最適な選択をしてください。

 

“<その他のの床材について>
本記事ではナラの床材特徴についてご説明させていただきました。

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他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。”