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【フローリング】床材の張り替え方・剥がし方

床材をDIYで張替えたいと考えている方もいると思います。
床材を張替えるには、どうすればいいのでしょうか? ここでは、とくにフローリングの根太張りについて詳しく解説。
また剥がし方もお伝えしていますので、フローリングなどの床材の張替えを検討している方はぜひ参考にしてください。

床材の張替え方

床材の張替え方をお伝えします。

1.すでにある床材を剥がす

カーペットや畳などすでにある床材を剥がし、下地をむき出しにします。
その後、細かいゴミやほこりなどをキレイに掃除しましょう。

2.採寸する

必要な床材のサイズや厚みを正確に採寸します。

3.貼り付ける

床材の裏に接着剤をつけ、床材を貼っていきます。
フローリングの場合、部屋の隅から貼り付けますが、タイルカーペットやフロアタイルなどタイル状の場合、部屋の中心部分から貼り付けていきます。

床材の剥がし方

床材の剥がし方を紹介します。

1.道具の準備

金づち、大バール、中バール、インテリアバール、ペンチ、丸のこを用意します。
作業中は滑り止めの付いた手袋を着用するようにしましょう。

2.めくり口を作る

部屋の中央当たりのフローリングの継ぎ目に中バールを垂直に立てて、金づちで打ち込んでいきます。
バールを寝かせ、金づちを打ち込んでいくことで、フローリングが少しずつめくり上がっていきます。
間にインテリアバールを入れ込むなどして、列全体をめくりあげていきましょう。
途中で割れた場合は、割れたところから同様にバールを差し込んでもらってかまいません。

ほかにも、丸のこを使用して、継ぎ目に切り込みを入れ、30㎝程度の四角形に切り抜いていく方法もあります。

3.剥がしていく

ある程度剥がれたら、大バールに持ち替え、一気に剥がしていきましょう。

床材の張り方-根太張り

床材(フローリング)の根太張りの方法をお伝えします。

1.根太を組む

部屋の長辺を2等分したところに、根太を1本置き、ビスまたは釘で留めます。
中心にある根太を中心に30㎝間隔で根太を打っていきます。

2.ガイドラインを引く

中心の根太に、フローリングを置くためのガイドラインを引いておきます。
壁際の長さを測り、中心の根太のさらに中心部分に、チョークリールなどを使用して線を引いていきます。

3.仮置きしていく

壁からガイドラインまでの長さを測定し、フローリングに切るための線を引いていきます。
線が引けたら、カットしていきます。
切る際は、フローリングの凸サネ(フローリングの端にある、凹凸の出ているほう)を貼り進める方向に向かせ、作業を行っていきましょう。
フローリングの長さを測るときは、サネは含まないようにします。

カットしたフローリングは壁際から順番に仮置きしていきます。
2列目以降は、サネに入れ込んでいきます。

定尺張り(同じ寸法の材を一定の規則に則って張っていく方法)の場合、交互にするため2列目はフローリングの中心部がガイドライン上になるよう張っていきます。

そして、2列目の端の部分に必要なフローリングをカットし、はめ込んでいきます。
3列目以降は、1・2列目の工程を繰り返し行っていきます。

4.最後の列をカットする

まず手前の列を外して、最後の列を入れ込みます。
そして、フローリングの凸サネ部分を切り落とした定規と呼ばれるパーツを作成します。
定規を壁と最後の列の合間に置き、最後の列にカットするラインを引いていきます。
そして、ラインに沿って最後の列をカットしていきましょう。

手前の列を入れ込み、最後の列を仮置きします。
入れ込むと外せなくなるため、必ず上に置いた状態で確認してください。

5.貼り付ける

仮置きを外し、並び順が分かるよう作業の邪魔にならない場所に置いておきます。
そして根太の上に、1列分ずつボンドを出していきます。
ボンドを出したら、1列ずつはめ込んでいきます。
ずれないよう、ゴムハンマーで叩き、しっかり圧着してきましょう。

圧着後は釘で固定します。
根太のある場所へと凸サネに45度の角度になるよう打ち込み、最後はポンチなどを使ってしっかり入れ込みます。

6.最後の列を入れ込む

最後の列はサネを入れ込んだら、ゴムハンマーなどで叩いて、しっかり圧着させます。
そして、フローリングの中心部から30㎝間隔で仮釘を打ち、接着剤を乾かします。

接着剤が乾いたら、仮釘を外し、コーキング材を埋め込みすき間を処理していきます。
巾木を設置する場合は、コーキング材での処置はいりません。

床材の張替えも可能ならばトライしてみよう

床材の張替えについてお伝えしました。
床材の張替えは一般的には工務店などが行いますが、DIYでできないわけでもありません。
もし自宅の床材がそろそろ寿命を迎えていたら、DIYで取り替えてみるのも楽しいかもしれませんよ。

 

床材の貼り方について

本記事では床材の張替え方についてご説明させていただきました。
床材の貼り方・種類・壁に貼る方法
こちらの記事にて、床材の貼り方について詳しく記載していますので、合わせてお読みください。

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リフォームするときの床材の選び方や種類、張替えの有無

リフォームする際、床材を替えようと思っているけれども、どれにしよう……?
そもそもどれくらいの種類があるの? 何を基準に選べばいい? 張替えって大変そうだけれども、ほかにいい方法はないのかな。
そんなリフォーム時に床材の変更を考えている人たちに、種類や選び方、張替えなしでもできる方法についてお伝えします。

床材はどの程度の種類があるのか

種類としてはは、フローリング、クッションフロア、カーペットなどさまざまな種類があります
柄や色なども含めたら、数えきれないくらいあるため、〇〇種類と明言できませんが、非常に多く存在することは確かです。

色、柄、素材、デザインなどかなりのバリエーションがあるため、ぜひリフォームの際は、自宅に合った床材を選択しましょう

リフォームをするときの床材の選び方

リフォームする際、かなり多数の種類のなかから、ぴったりな物をを選択するにはどうすればいいのでしょうか。
おすすめの方法を紹介します。

1.イメージ写真から選ぶ

自宅の部屋をどのような雰囲気にリフォームしたいのか、イメージ写真を探してみましょう。
「こんな風にしたい!」という画像や写真が見つかったら、それをもとに選んでいきます。

2.メンテナンスのしやすさ

美しい床を長持ちさせたいのであれば、メンテナンスのしやすさで選ぶのもいいでしょう。
ワックスがけしなくてもキレイに保てる床材、水などこぼしてもサッと拭き取るだけで掃除できる床材など、床材によってメンテナンスの仕方は異なってきます。
面倒な掃除はあまりしたくない、という人は、手軽にキレイにできる床材を使用することをおすすめします

床材は張替えなしでも可能

リフォームする際は、床の張替えが必要だと感じている人もいるでしょう。
しかし、近年は張替えなしでも、リフォームできる床材も販売されています。

例えば、賃貸でも利用可能な置くだけで施工完了のフロアタイル。
はがすのも自由で、リフォーム業者に依頼しなくても、安価に床材を替えることができます。

床材の張替えについて

本記事ではリフォームするときの床材の選び方や種類等についてご説明させていただきました。
床材の貼り方・種類・壁に貼る方法
こちらの記事にて、床材の貼り方について詳しく記載していますので、合わせてお読みください。