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床材の色(ダークブラウン、白、黒、グレーなど)の特徴

何色の床材を敷こう。新たに家を建てるとき、悩むものの一つが床材の色。
一見、地味に見えるかもしれませんが、床色が異なるだけで部屋の印象は大きく変わります。
家具やインテリアをイメージ通り揃えたとしても、床色の印象が違ったら「あれ、思っていたのと異なる……」となってしまうかもしれません。
ここでは、床色について解説!
人気の床色やそれぞれの床色の特徴をお伝えします。

床材の色はどれくらいの種類があるのか

床材の色はまさに多種多様。
製造技術の発達で、まるで本物のような木目調、大理石調などのタイル・シートなども生み出され、千差万別といっても過言ではありません。

床材の色・模様は定番を中心に無数にあります。

その中から、自分のイメージに合った床材を探していきましょう。

床材の人気な色は?

床材のなかでもとくに人気なのがフローリング。
矢野経済研調査によると、7割以上の人たちがフローリングを床材として選ぶようです(「住宅床材の7割が木質系に 矢野経済研調査 | 新建ハウジング」より)。
フローリングのなかでも、とりわけポピュラーの3つのカラーを紹介します。

1.ダークブラウン

ダークブラウンも人気のカラーです。
ダークブラウンの床にシックなダークブラウンの家具を置けば、重厚な趣きの部屋を作れますし、観葉植物を配置することで自然とリラックスな空気を演出可能。
高級感のあるインテリアも似合いますし、クラシカルな雰囲気にすることもできます。

ホワイト系のインテリアを配することで、清潔感の中にもナチュラルさを感じられる温かみのある空間をつくれます。

2.ミディアムブラウン

ミディアムブラウンは、ほかの色に比べて木のぬくもりを感じやすい床色。
床色としては中間色のため、個性的な家具などにも合わせやすいです。

ダークブラウンなど濃い色の家具と合わせると、クールな印象に。
リゾート系インテリアやブルックリンスタイルなどにも似合います。

部屋を開放的に見せたいのであれば白やベージュなどの淡い色、温かみのある空間に仕上げたいなら赤や黄色、さわやかな印象にしたいのであれば緑や青の家具・建具を選ぶことをおすすめします。

3.ナチュラルブラウン

ナチュラルブラウンも、シンプルなインテリアにも似合いますし、エスニック風や和風、北欧風など趣きのある部屋にもしやすいため、選択する人が多いと思います。

家具の色も、床と同系色のアイボリーやベージュも似合いますし、少し濃いめのミディアムブラウンと合わせるのもいいでしょう。
ダークブラウンの家具を配置すれば、よりデザインがカッコよく見えると思います。

温かみのある空間を目指したい場合は、ナチュラルブラウンの床もおすすめします。

白い床材の特徴

白い床材は、部屋全体を明るくし、開放感を感じられます。
壁も白系で揃えたら、家具はビビットな色にするなど、アクセントをつけることもおすすめです。

白は主張の少ない色なので、比較的どんな家具・建具にも似合うでしょう。

ただし白い床材は明るく清潔感があるものの、髪の毛などのゴミや傷が目立つのが難点。
キレイに見せるためにも、ゴミが見当たらないようこまめに掃除しましょう。

黒い床材の特徴

重厚感があり、落ち着いた雰囲気の空間にできる黒の床材。
インテリアに統一感を持たせて、大人のモダンな雰囲気を醸し出しましょう。

黒の床材の欠点が、白系に比べて部屋が狭く見えること。
そのため、場所によっては窮屈に感じてしまうことも。
できれば南側で日当たりがいいなど、明るい部屋の床材に黒を採用したほうがいいです。

また、ほこりなどが目立ちやすいためこまめに掃除するようにしましょう。

グレーの床材の特徴

床がグレーの場合は、大人っぽい白や薄い色の家具・壁紙などと合わせると、おしゃれな感じになります。
ほかの人とは少し違う部屋の雰囲気を演出したいときは、グレーの床材を選ぶのも一つの手です。

北欧風やヴィンテージ風のインテリアなどとの相性がよいですが、物によっては合わないこともあるため、よく吟味してから購入するようにしましょう。

床色によって部屋の印象は大きく変わる

床色についてお伝えしました。
床色の違い、分かってもらえましたか?
明るい色にするか、暗めにするかだけでも印象が変わりますし、お手入れの頻度にも影響を与えます。
好みの部屋を完成させるためにも、さまざまな床色を検討し、イメージに合った商品を選んでいきましょう。