
フローリングに傷がつかないようにしたい! そう思ったとき、あなたははじめに何をしますか?
ここでは、フローリングの傷を防止するための方法や劣化にかかる期間、補修方法について解説。
フローリングを大切にしたいと思っている方に、ぜひ読んでいただきたいです。
フローリングの傷を防ぐためには何をすればいい?
実際に、傷防止に役立つ方法を紹介します。
1.ラグやカーペットなどを敷く
フローリングに傷を付けないのに役立つ最初の簡単な方法が、ラグやカーペット、マットといった敷物を敷くこと。
おしゃれな敷物を敷くだけで、部屋の雰囲気もがらりと変わります。
2.ワックスを塗布する
ワックスを塗ることで、傷を防止できます。
例えば、樹脂ワックスを塗布すれば、硬いワックスに傷がつくだけで、フローリングそのものは守られた状態です。
家具を動かす際やペットがいる家などは、特にワックスで磨いて、キレイな床を保護しましょう。
3.カバーを付ける
机やイス、テーブルの脚にカバーやテープを貼るのも一つの方法。
ネットショッピングなどで簡単に購入できるので、探してみるのもいいでしょう。
フローリングはどれくらいの期間で劣化する?
フローリングの寿命は、一般的に約10~20年といわれています。
床が抜けるなどの実用面での損傷はあまりありませんが、やはり10年も経つと「古びてきたなぁ」といった印象が強まります。
しかし、ワックスがけなどして、しっかりメンテナンスをすれば、20年近くキレイなフローリングを保つことができます。
フローリングの補修はどうやって行う?
では、劣化してしまった物を修復するにはどうすればいいのか?
4つのの補修方法を紹介します。
1.塗装する
擦り傷などは、塗ってこするだけの簡単な補修キットが販売されています。
温めた補修用クレヨンの先を傷に塗り込み、余分な箇所をへらで取り除くといった方法もあります。
2.テープを貼る
傷を隠すためのテープを貼付するのも一つの選択肢です。
色々なカラーがあるので、自宅のフローリングに近いものを選びましょう。
3.アイロンを使う
一見、難しそうなへこみの補修。
しかし、アイロンを使うことで簡単に修復できます。
まず濡らした布をへこみ部分に置きます。その上からアイロンを当てて蒸します。
これだけで、フローリングのへこみは直せるのです。
ただし、フローリングによっては熱で表面が変色するおそれもあるため、事前にアイロンを使って大丈夫か確認しておいたほうがいいでしょう。
4.ボンドを使用する
床鳴りを抑えるのに効果的なのがボンドの注入。
とくにDIY初心者はくぎを打つより、簡単に床鳴りを抑えられるため、ぜひ試してみてください。
大事なのは重歩行
フローリングの劣化を防止したいと思ったら、重歩行の商品を選ぶことが大切です。
重歩行とは、屋内外問わず、とくに制限なく歩き回っても問題ないくらい強度があるという証明のようなもの。
会社や商業施設など歩行の多い場所には、耐久性の高い重歩行用の床材が使用されています。
フローリングを傷つけたくない人は、重歩行用のフローリングを選択しましょう。
床の傷を防ぐワックスについて
本記事ではフローリングの傷防止について詳しく記載しました。
こちらの記事にて、傷を防ぐ効果を上げるワックスについて記載していますので、合わせて参考にしてみてください。