
オークの床材の特徴とは?
無垢材のフローリングを探していると、自然とオークの床材も目にすることが多くなってくると思います。
オークの床材ってほかとどこが違うのだろう? ホワイトオークやラスティックオークなんて言葉も見かけるけど、普通のオークとは何が異なるの?
ここでは、オークの床材についてお伝えします。
オークの床材の特徴
オークの床材には以下6つの特徴があります。
1.耐久性・耐水性が高い
オークは高い耐久性・耐水性を兼ね備えており、ウイスキーやワインの樽、船舶の材料等にも用いられてきました。
傷がつきづらいため、フローリングにうってつけの素材。
小さな子どもいる家庭などはおもちゃで傷ついたり、水をこぼしても染みになりにくかったりするのでオークの床材はおすすめです。
また重歩行用も存在します。
2.加工しやすい
オークは堅いわりには加工しやすく、彫りなどが入った家具によく使われています。
また着色もしやすいため、オークの家具といってもいろいろな色味のものがあります。
3.はっきりとした木目
一般的にオークは木目がはっきり出るといわれています。
重厚感のある木目は、柾目(丸太の中心部付近にできる木目)、板目(丸太の中心部を通らずに切ったときにできる木目)、虎斑(柾目を切り出すときに、たまにできる虎の模様のような木目)といった種類があり、それぞれによさがあります。
また中間色の床色も飽きがこず、さまざまなインテリアや家具に合わせやすい部分も評価されているポイントです。
4.変形しづらい
オークの床材は湿気や乾燥による膨張・縮小が少ないため、お手入れがしやすいです。
割れや反りが気になる人は、オークの無垢材を選択するのもいいと思います。
5.比較的安価
オークは広葉樹。
広葉樹は針葉樹に比べて比較的高い傾向がありますが、そのなかでもオークは安価なほうです。
6.防虫効果がある
オークにはタンニンと呼ばれる防虫効果のある成分が含まれています。
「無垢フローリングにはあこがれるけど、虫が心配……」という方はオークの床材を選んでみるのもいいでしょう。
ホワイトオークの特徴
アメリカやカナダ原産のホワイトオークは、色が白っぽく、ずっしりと堅いのが特徴。
チロースという木の導管を閉塞させる組織が発達していることから耐水性に優れており、かつてはウイスキーやワインの樽などにも利用されていました。
ラスティックオークの特徴
ラスティックオークとは、天然の樹木が持つ木目や節をより強調した自然らしさを感じられるオークのこと。
ラスティックグレードの床材はオークに限らずすべて、節やカスレなど本来の木らしさを隠さず、そのままを表現しています。
オークの床材で快適な空間をつくろう
オークの床材についてお伝えしました。
オークの床材は、広葉樹の中では比較的安価で、見た目も美しく、傷がつきにくいため、人気のある樹木の一つです。
とくに小さなお子さんのいる家庭で無垢材のフローリングを求めている方は、オークの床材も選択肢に入れたほうがいいかもしれませんよ。
その他のの床材について
本記事ではオークの床材特徴についてご説明させていただきました。
他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。