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パイン(レッドパイン)の床材の特徴

 

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パインの床材に興味のある人も多いと思います。
パインの床材は比較的安価で、無垢材のフローリングにあこがれる人にとって、導入しやすい木材の一つといえます。
そんなパイン、とくに有名なレッドパインの床材の特徴とは?
ここでは、パイン・レッドパインについてお伝えします。
パインの床材を検討している方は、ぜひご一読ください。

パインの床材の特徴

パイン材とは松の木からとれる木材のこと。
赤松、黒松、カラマツ、ホワイトパインなど色々な種類がありますが、とくに有名なのがレッドパインです。
フローリング材として、世界中で広く使用されています。

比較的安く手に入るため、無垢材のフローリングを希望する場合、導入しやすい床材です。

特徴の一つが節の多さ。種類によって、節の形状も変わってきます。
色は最初は明るく白っぽいですが、経年変化により徐々に茶色っぽくなっていきます。

また針葉樹に含まれる精油成分“フィトンチッド”の香りもリラックス効果があり、多くの人がパイン材を好む理由の一つです。

温かみのある質感は、カントリー調のダイニングテーブルなどにも用いられています。

レッドパインの床材とは

パイン材のなかでも、とくに有名なのがレッドパイン(欧州赤松)の床材。
パイン材のフローリングと書かれていたら、ほとんどレッドパインの床材だと思ってもらって問題ありません。

レッドパインはスカンジナビア半島(スウェーデンやノルウェー等を含む半島)を中心に、ヨーロッパ、東欧、ロシア等で植生されています。
パイン材のなかでも、北欧で育ったレッドパインは比較的丈夫で、高値で取引される傾向にあります。

レッドパインの床材の特徴

以下、レッドパインの床材の特徴です。

1.白みと赤みが混在するナチュラルな色合い

最初は白っぽいレッドパインの床材ですが、油分が多いため、経年変化により徐々に赤っぽくなっていき、5年ほどたつと艶やかな飴色になります。
変色を防ぎたい場合は、オイルなどを塗布しておきましょう。

2.足腰に優しい

パイン材は柔らかく、特有の弾性があるため、歩くときの衝撃を吸収してくれます。
そのため、足腰に優しいです。
ただし、その柔らかさゆえ、傷つきやすい部分もあるので注意が必要です。

また蓄熱作用があるため、冬でも床が冷たくならず素足で歩け、夏場も熱が伝わりにくいため涼しく過ごせます。

3.反りや割れが少ない

レッドパインに限らず、パイン材は弾力性や保湿力に優れているため、割れや反りが生じにくいです。

4.防虫・殺菌効果がある

パイン材には、微生物の活動を抑制する作用があります。
そのため、ダニやカビの繁殖を抑えたり、または消臭・殺菌にも効果をもたらしたりします。

パインの床材で無垢材の良さを実感しよう

パインの床材についてお伝えしました。
パインの床材は比較的安価に導入できるため、無垢材のフローリングのなかでも手を出しやすいです。
独特の節や経年による変化も魅力の一つ。
無垢材の良さを感じたいのであれば、ぜひパイン材のフローリングも検討してみてください。

その他のの床材について
本記事ではパインの床材特徴についてご説明させていただきました。

・チークの床材について

・チェリーの床材について

・ナラの床材について

・メープルの床材について

・モルタルの床材について

・アッシュの床材について

・ウォールナットの床材について

・オークの床材について

・桜の床材について

・栗の床材について

他にも様々な種類の床材があります。
それぞれ紹介している記事がございますので是非ご覧ください。