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タイルカーペットの種類や貼り方、剥がし方

タイルカーペットにはどのような種類があるのか? 種類によって貼り方は異なるのか?
初めてタイルカーペットを取り扱う人のなかには、そのような疑問を持つ方もいるでしょう。
ここでは、タイルカーペットの種類や貼り方、剥がし方について解説!
タイルカーペットをもっと楽しみたい人は、ぜひ参考にしてください。

タイルって何種類くらいあるの?

タイルカーペットは主に2種類あります
以下、それぞれの違いを見ていきましょう。

1.家庭用

家庭用の物は、誰でも手軽に扱えるよう、裏面に吸着面(接着面)がついています。
サイズは30㎝×30㎝~50㎝×50㎝と豊富で、廊下や玄関用など小さなものから、子ども部屋用やリビング用など、各部屋に合った大きさの物が用意されていることが多いです。

床暖房の熱が伝わりやすかったり、ダニを寄せ付けなかったりするなどの家庭用ならではの機能も。

汚れた箇所だけ外して、手洗いできる製品も少なくありません

2.業務用

オフィス、ホテル・宿泊施設、商業施設などで使われるタイルカーペットです。
たくさんの人が歩くことを想定してつくられているため、耐久性に優れているのが特長。
重量があり、肌触りは固めで、落ち着いた色合いのものが多いです。

家庭用とは異なり、ボンドを使って剥がれないようしっかりと固定します。

タイルごとで貼り方は違う?

家庭用タイルカーペットは最初から裏面に滑り止め加工がされているケースが多いですが、業務用の場合、一般的にずれないよう接着剤などで固定しなくてはなりません

また同じタイルであっても貼り方を変えることで、ユニークなデザインにすることもできます。

同じ方向に貼る流し貼り、隣のタイルと90度向きを変えて貼る市松貼り、方向性を気にせず好きなように貼るランダム貼りなど、商品によって異なる貼り方をすることで、より意匠を凝らした空間になります。

同じタイルでも新たな貼り方をすることで、その家庭やオフィスならではの雰囲気を醸し出せるでしょう

貼り方

タイルカーペットの貼り方を紹介します。

1.下地を確認する

下地の凹凸を補修したり、床面を清掃したりするなどして、下地を調整します。
継ぎ目や段差などもなくしておき、クギやネジが出ている場合は完全に打ち込みましょう。

2.中心線を割り出す

部屋の中心部分で交わる基準線を描いていきます。
1枚目は中心線の真ん中、または中心線に沿うような形で貼っていきます。

3.タイルの敷き込み

設置する際はすき間なく、敷き詰めていきます。
すべて敷き詰めたら、完成です。

剥がし方

タイルカーペットの剥がし方を説明します。

1.へらを使ってめくる

タイルカーペットの角にへらなどを差し込み、めくっていきます。

2.手で剥がす

手で剥がしていきます。
すべて剥がすと、ボンドが残るので、べたつきが気になる方は剥離剤を使用するか業者に依頼するなどして取り除いてもらいましょう。

 

タイルカーペットの切り方は?

本記事ではタイルカーペットの種類から貼り方、剥がし方をご紹介しました。
実際に貼る際には切ることもあると思います。
タイルカーペットの貼り方・はがし方・切り方
こちらの記事にて、切る部分にも触れておりますので、合わせてお読みください。