
高級感と光沢が特徴の大理石。
大理石がふんだんに使われた家に住んでみたいと考えている人も多いと思います。
ここでは、大理石の床やシート、フローリングのメリットや特徴についてお伝えします。
大理石の床の特徴
大理石とは、石灰岩が変化してできた石材。
マーブル模様が特徴で、高級感や光沢があるため、高価なものの、ホテルのロビーなどでよく使用されています。
英語では“Marble”と呼ばれ、ギリシャ語の「光の中で輝く」というのが語源だそう。
大理石の床はゴミやほこりが目立ちにくく、耐震性もほかの建材と比べてはるかに高いです。
ただしメンテナンスには注意が必要で、酸やアルカリに弱いため、専用の洗剤などを利用し、柔らかいブラシで磨くようにしましょう。
吸水性が高いため、液をこぼしたときもシミにならないよう、石の表面にワックスなどの塗膜材を塗る必要があります。
また大理石の床は硬いため、高齢者や小さな子どもがいる家では転倒したとき用などにカーペットを敷いておいたほうがいいかもしれません。
冬場は寒いので、床暖房が必須となります。
天然の大理石のほかにも、人工の物や人造の物もあり、これらは天然の物に比べて光沢性などは劣るものの、コストパフォーマンスには優れています。
大理石のシートの特徴
天然の大理石を利用するのは難しい人のために、大理石風のプリントがされたシートも販売されています。
クッションフロア(塩化ビニール製の床材)と似ていますが、こちらは長尺シートと呼ばれ、素材は同じなものの、クッションフロアよりも防水性や対薬性、とくに耐久性に優れています。
しかしクッションフロアよりも値段が高く、施工が簡単でないことが難点です。
大理石のシートは、汚れがつきづらく掃除しやすいです。
経年劣化もあまりしないため、導入する人が増えています。
しかしシートは通常、壁紙や、家具のイメージを変えるために使われることが多く、床材の場合はタイルと呼ぶのが一般的です。
大理石のシートのメリット
本物の大理石を使用するより、大理石のシートを利用したほうが、メンテナンスが簡単なところはあります。
天然のきらびやかさを取り戻そうと思うのであれば、専用の研磨機やクリーニングアイテムが必要です。
しかし大理石柄のシートであれば、中性洗剤などでもお手入れできます。
またシート(タイル)は機能性も素材によって変化し、水に強いもの、汚れにくいもの、燃えにくいものなど色々存在します。
ぜひ大理石のシートを使って、高級感のあふれる部屋を作ってみてください。
大理石のフローリングのメリット
大理石のフローリングを採用する家も増えています。
デザイン性の高い大理石をフローリングに使用することで、きらびやかで豪華な印象が高まります。
また大理石調フローリングというのもあり、これは大理石柄のフローリングのこと。
木材ですが、見た目は本物同様なので、ツヤ感や柄などとてもリアルにできています。
ほかにも、模様がプリントされたクッションフロアを敷く家庭もあります。
ゴージャスな雰囲気にしたいときは、ぜひ大理石のフローリングを選んでみてください。
大理石風の床材のメリットは?
本記事では大理石の床等のメリットのご紹介を致しました。
は、大理石風の床材はどんな違いがあるのでしょうか。
大理石・大理石風の床材のメリット、デメリット
こちらの記事にて大理石分の床材のメリットデメリットについて詳しく記載していますので合わせてお読みください。